「ただいま」

先日、昔の日記(Puzzle・・・id:strike05)をさかのぼって見ていたら、勢いというか「いきいきしている感じ」をすごく感じた。「生きている」、「生きようとしている」のようなものが身体とこころの中に染み込んできた。

何だったのだろう、あの頃のわたしは。

エネルギーに満ち溢れていて、嫌なことがあっても冷静に分析をしていた。今とは全く大違いのわたし。過去の自分自身が書いたものなのだが、別人の日記を読んでいるように思えたのだ。不思議な感覚、ズレてしまったという違和感…そういうものも感じた。

出来ることならば、以前の日記を書いていたわたしにすぐ戻りたい。楽しそうに文章を書いていることがわかった。今は楽しくないのか? というと、そういう訳ではないけれど、「質」みたいなものが違っている。

音楽を最大限に生きる活力にしていた。今ではライヴに行く気力・活力が失われている。わたしは「絶対に何があってもライヴに行く! どこへでも! 好きだから! 楽しいところだから!」とあんなに信じてやまなかったのに。今も信じているはずなのに、ワンルームの部屋でぐったりとした空気を身体に巻いて一日を過ごしている。

ラッシュボールに行った時、友人と音楽を共有した時、以前の自分自身の隣を少しすれ違った気がした。わたしの幻影はここにいたのか。ずっと音楽が集まる場所で待っていたのか。少しだけ「ただいま」と言いたくなった。また逢うことができて、こころの底から本当にうれしかった。

ラッシュボールの詳しい話は、また別の記事(日記)で書く予定。勢いに任せて行ってきた。音楽のあるところへは勢いに任せる、それがわたしだった。今も「音楽がないと生きていけない」と思っているけれど、思い入れの濃さが半端なく違う。ラッシュボールの出演アーティストたち、友人たちのおかげで少し濃さが戻った。

体力がガタ落ちしていて、翌日はまたぐったりしていた。でも、こころの充実感みたいなものが満ち満ちていてうれしかった。ありがとう。

この日記を書く時間は3日くらいの時間がかかってしまったけれど、楽しかった。書いていて、書き終わって楽しかったと思える日記がいいのかもしれない。諸事情でIDを変えて移転したけれど、またここで楽しくやりたいとこころから思っている。書く頻度はどのくらいになるかはわからないけれど、好きにやろう。楽しくやろう。

遅くなってごめんなさい、「ただいま」。