疫病神

毎日することがなくて、恋人はお仕事でいないし、身近に友人と呼べる人はいないし、どう過ごしたらいいのか全くわからない。でも、時間があるということは、とても幸せなことなのだ。それを有効活用するかしないかは自分次第な訳で。今のわたしなら何ができることで何ができないことなのだろうか。はっきり見えてこない。

ひとりで時間を過ごすことは、とてもつらくなってきた。だからといって、実家に戻る気は全くない。実家に戻るくらいなら、ひとりのほうがマシだ。でも、ひとりでいることがつらくなってきた。ネットではなく、リアルな繋がりが欲しい。繋がりを求めても、急に繋がりができる訳でもない。別にひとりでいることは平気だったのに、今では何故か平気ではなくなっている。病気が悪化したから? 何でも病気のせいにしようとは思っていないから。確かに病気は以前に比べられものにならないくらい悪化した。今はいつ落ち込んでもおかしくない毎日だ。

寂しいからひとりでいたくない訳ではないけれど、寂しいという気持ちはあると思う。わたしはどうしたらいいのか。また暗闇の中に迷い込んでしまった。

その上に、ひとりで時間を潰す楽な方法をしていたら、恋人にいろいろ問題が起こってしまって、怒られてしまった。わたしが黙って何かしていると、恋人に損失が出ることがしばしばあるらしい。わたしは不幸しか運んでこないのだろうか。もしも、そうならば何の迷いもなく、この命を捨てたい。

恋人には「調子に乗っている」と言われた。そんなことはない。本当にない。でも、ここ数日のわたしの行いはそう見えてしまうのか。ひとりでいる時間をどう消化するかは、もう約1年近く課題になっている。「やらなあかんことは、いっぱいあるやんか」と恋人からは日々言われる。でも、それをこなしているつもり。こなしていても、時間を持て余してしまって、何かをしていないと不安になって、落ち込んでいく。この繰り返しがとても無駄なように感じるし、もう嫌だ。

最近、ほぼ毎日詩を1篇は書けるようになってきた。たまにはランキング上位にも入るようになった。コメントもいただいている。すごく進歩したと思っているけれど、誰にも伝わらない。伝わってほしい人たちには伝わらない。そのことがとても悲しい。わたしなりの頑張っている、は頑張っているうちに入らないのかもしれない。普通の人たちからしたら、何てことのないことなのかもしれない。それでも、毎日わたしは地べたを這いずって少しずつ少しずつやってきたのだ。わたしは頑張っていないのかな。今はこれ以上はあまり頑張れない。焦ってやらなきゃいけないことなのかな。焦ってやって、一時的にできていても、また倒れるだけなのに。何度も経験してきた挫折をまた繰り返さないといけないのかな。失敗したら次がある。次はちゃんとあるのだけれど、立ち直るまでに時間がかかるのが今のわたしだ。開き直っている訳ではない。事実だ。

と書いていたら、また落ち込んできた。

疫病神。この言葉が頭から離れない。過去を消したい。

やっぱり、不幸にしかしていない…わたしに関わった人たちを。